トリートメントって奥が深い!

日頃使っているトリートメント。シリコンやノンシリコン、洗い流すタイプから洗い流さないタイプまで、
商品の種類も数も豊富。そのような中で今回はトリートメントについて聞いてみました。
ご協力いただいた997名の女性の皆さん、ありがとうございます~♪

美容院やサロンのスタッフの方とも仲良くして情報収集

200億円を超えるトリートメント市場。乾燥しやすい冬場でもあり、洗い流さないタイプのトーリトメントも
人気を集めているようです。そんなトリートメント、消費者の皆さんはどこから情報を集めているの
でしょう。
CMやテレビからという方も多いようですが、日頃お世話になっている美容師のスタッフの方から・・・
そんな方も多いようです。
購入するのはドラッグストアが圧倒的に多いですが、トリートメントに関しては、美容院のスタッフに
相談して製品を選ぶ方が多いことがわかります。

グラフ1 <トリートメントに関する情報はどこから得ていますか?>

グラフ2 <どこで購入されますか?>

シリコンとノンシリコン

では、皆さんどんなことを相談していらっしゃるのでしょう?最近「ノンシリコン」を謳う製品が
多く発売されていますので、シリコンとノンシリコンのどちらのタイプをご利用されているか聞いて
みました。
答えはトリートメントを購入している半数の方が、シリコン・ノンシリコンどちらのタイプを使用
しているかわからないということでした。美容院のスタッフの方に相談されている方以外は、意外と
漠然としたイメージだけでトリートメントを購入されているようですね。
また、ノンシリコンのトリートメントには、コーティングのためのシリコン製剤が含まれていない
ということも、7割近くの方が知らなかったという結果が出ています。
トリートメントには、髪をダメージや摩擦から保護するためのコーティング剤が含まれています。
植物由来のものから、化学由来の成分・・・コーティング剤の種類は様々です。
シリコンも、数あるコーティング剤の中の一つです。
最近、色々なメーカーからノンシリコンタイプのトリートメントが販売されています。
「シリコンは髪に悪いのでは・・・」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、
シリコンとは・・・髪をコーティング、つまり、髪を保護・補修し、ツヤを保つ成分です。
シリコンは、安全性が高い成分・素材として医療や工業など様々な用途で活用されています。
特に、ダメージヘアでお悩みの方!シリコントリートメントは髪のきしみや傷みを補修し、
髪のツヤ出しに効果があります。
逆に、健康毛の方はシリコン剤含有量の多いトリートメントを使用すると、
髪にベタツキなどを感じることがあるのでシリコン含有量少なめのトリートメントがおススメです。

現状では、とにかく色々な製品を試しながら自分の髪質にあった製品を探しているという方が
多く、そういったことも美容院のスタッフの方に相談されている方が多い理由かもしれませんね!

グラフ3 <トリートメントは、シリコン、ノンシリコンどちらのタイプをご使用ですか?>

グラフ4 <ノンシリコンとは、コーティング剤としてのシリコン製剤が含まれていないということを知っていましたか?>

トリートメント、あなたは洗い流す派?それとも洗い流さない派?

トリートメントを利用している方の実に4割の方は洗い流さないタイプを利用または、洗い流すタイプと
併用しているようです。
ここ数年で洗い流さないタイプが急速に普及してきているのがわかりますね。
では、どのくらいの頻度で皆さん使用されているのでしょう。
結果は意外にも、「洗い流さないタイプ」を利用されている方で毎日利用するという回答が59%、
「洗い流すタイプ」を利用されている方で毎日利用するという45%を大きく上回りました。
「洗い流さないタイプ」が皆さんのデイリー商品として浸透しつつあるようです。

「洗い流さないタイプ」のトリートメントを毎日使用し続けたところ、週に一度使うよりも髪の纏まりが
良い、ツヤが出てきた、という方も多くいらっしゃいました。

グラフ5 <洗い流すタイプのトリートメントの実施頻度>

グラフ6 <洗い流さないタイプのトリートメントの実施頻度>

実際に使っている製品は?

そんなトリートメント、実際にはどんな製品が人気なのでしょうか。下記にありますように、「P」、「L」に
人気が集中しています。その理由を実際に使用している方にお聞きすると、

「P○NT○N○」
髪にあっている。まとまるといった意見がもっとも多く、それについで、CMに好感がもてる、価格が
安くお手頃。

「L○X」
髪質にあう、サラサラするといった使用感もさることながら、香り、匂いが良い。

といったご意見が多く見られました。

また、継続して使用される製品が特にないという方も多く、自分の髪質にあった製品を探している
消費者も多いのが現状のようです。調査結果を踏まえ、当社としては、皆様の髪質に合った
トリートメントの開発に一層力を入れていきたいと思います。

グラフ7 <実際に使用している製品>