近代ランカ訪問とコロンボ市場、そしてアーユルヴェーダとの出会い
今回、はじめてスリランカを訪問しました。飛行機を降りた瞬間に感じたのは、南国らしいあたたかい空気。気温は28℃前後で、日本の真夏ほどの厳しさはなく、意外と過ごしやすい気候でした。
食事はというと、辛いものか甘いものか、な印象です。日本ではなかなか味わえない刺激的な料理も多く、毎食が新鮮な体験でした。ただ湿気が高く、蚊も多め…。滞在中は何度も刺され、南国らしい“歓迎”も受けました(笑)
近代ランカ訪問
今回の大きな目的のひとつが、現地法人である近代ランカの訪問です。
空港からコロンボ市内までは、高速道路を利用して約1時間強。10年前に整備されたそうで、道は広くとても快適でした。一方で一般道は渋滞が激しく、都市の成長途中であることを感じました。
近代ランカの敷地はとても広く、工場や事務所は整理整頓が行き届いており、清潔感がありました。現在も順次改装を進めているとのことで、より良い環境づくりへの姿勢が伝わってきました。
到着時には、社員の皆さんが整列して迎えてくださり、さらに歓迎のケーキまでご用意いただきました。人生で初めてのケーキカットをスリランカで体験するとは思ってもおらず、とても心に残る出来事となりました。
また、現地で「キングココナッツジュース」も初体験。自然な甘みとやさしい味わいで、体にすっと染み込むようなおいしさでした。こうした文化体験も、海外出張の大きな魅力だと感じます。
KINDAI KAGAKU LANKA (Private) Limited
URL https://www.srilankabusiness.com/exporters-directory/company-profiles/kindai-kagaku-lanka-pvt-ltd/
住所 Poruwadanda, Horana
コロンボ市場調査
コロンボ市内では市場調査も行いました。
ローカルブランドから輸入化粧品まで幅広く並び、価格帯は日本よりも全体的に低めです。特に印象的だったのは、ヘアケア製品とオイル製品の多さ。
「天然素材」「ハーブ」「ナチュラル」といったキーワードが前面に出ており、自然志向が強い市場であることを実感しました。単に“きれいになる”だけでなく、“自然由来であること”が大きな価値になっているように感じました。
アーユルヴェーダ体験
今回の滞在で特に印象に残ったのが、アーユルヴェーダの体験です。
スリランカではアーユルヴェーダは特別なものではなく、生活に根づいた伝統医療です。私はシロダーラという施術を体験しました。温かいハーブオイルを額にゆっくり垂らしていくもので、深いリラックス状態へと導かれます。
アーユルヴェーダでは、ドーシャ(ヴァータ・ピッタ・カパ)という体質の考え方をもとに、一人ひとりに合わせたケアを行います。全身オイルトリートメントのアビヤンガ、体の浄化を目的とするパンチャカルマ、薬草を煮出したカシャーヤなど、体系的な理論に基づいている点も特徴です。
印象的だったのは、「予防」や「体質改善」という考え方が根本にあることです。美容と健康を切り離さず、心と体のバランスを整える。
この発想は、日本の美容市場にも十分応用できるのではないかと感じました。頭皮ケアとリラクゼーションを同時に提供する考え方は、今後の製品開発のヒントになるかもしれません。
まとめ
今回のスリランカ訪問は、単なる出張ではなく、多くの学びと気づきのある時間でした。
近代ランカとの関係性を改めて確認できたこと。
コロンボ市場のリアルな動向を自分の目で見られたこと。
そして、アーユルヴェーダという深い文化に触れられたこと。
南国の穏やかな空気、人のあたたかさ、そして「健康と美容を一体で考える」という思想。
スリランカは、これからのものづくりを考えるうえで、たくさんのヒントを与えてくれる国でした。
今回の経験を、今後の仕事にしっかり活かしていきたいと思います。







